欲しい人材像の設定が大事。

職業柄、アセスメントツール、いわゆる適性テストや性格テストについて学習しています。


自分で受けてみると、
へー、私はこんな特性が人と比較して高いんだ、低いんだということが
分かるものもあり、なかなか興味深く、見つけるたびに試しています。


先日、アセスメント絡みの本を読み、
「なるほどなるほど」といたく納得したものがあり、
さっそく社内の採用チームメンバーとともに受けてみました。


結果は・・・


実によく仕事ができる採用チームメンバーのひとりの評価がメタメタ。

このツールを選考の参考にした場合、確実に落とされるであろう最低ランクです。


そのメンバーは約束をたがえない頼れる仕事人ですが、
自己表現が慎ましやかな面があり、アセスメントツールだと、
「当てはまる」「どちらでもない」「当てはまらない」のうち、
「どちらでもない」を選択することが多いようです。
なるほど、それは判定不可能です。


しかし、ツールの結果が判定不可能と出るならまだしも、
ダメと評価が出るので、実際の採用ではそのアセスメントツールの評価に
相当引っ張れたことでしょう。
ジョインしてもらえて本当に良かった。


そう考えると、自社に合っていないツールの導入や必要能力の設定ミスで、
ずいぶん評価ミスをしている可能性があります。


設定した人物像を探すことは確かにたいへんで、
だからこそコトラのような人材サーチファームがあります。

しかし、設定する人物像、すなわち出発点を間違えれば、
正しい人材に出会うことは絶望的です。


そんなことから組織に必要な人材を定義する必要性を強く感じ、
サービス提供を計画中です。