外資系PEファンドのアソシエイトに必要なスキル

先日、外資系PEファンド(Private-equity Fund,プライベートエクイティファンド)を志望する方から必要スキルを聞かれましたので、ご参考までにブログにも書きます。


以下はアソシエイトのレイヤーに求められるスキルです。また、一般論であって、どのファームもそうだということではありませんので、念のため。


まず、
ファイナンスモデル作成能力があること
入社試験として、実際にファイナンスモデルを作成する問題が出題されることもあります。外資投資銀行で、実際に業務としてファイナンスモデルの作成を3年程度みっちりやってきた方が、2時間くらいかけて出来るレベル感と聞いています。


そして
■英語がネイティブ並みであること
投資案件を投資委員会で説明する必要があります。その際に使用する何十ページという資料を全て英語で作成する程度の英語力です。また、場合によっては、電話会議で英語で説明し、厳しい突っ込みに回答しながら、納得してもらうことも必要です。転職後は、なれない環境で、なれない仕事のやり方で、それに加えてなれない英語で・・となると相当しんどいですから、英語は慣れている方が優先されます。


ということで、海外で教育を受けた人や外人とのハードなビジネス交渉の経験のある方以外は、相当なハードルの高さです。到底私には無理な話です(^^;