ゴルフ

昨日はお取引先とそのご友人たちとゴルフでした。太平洋クラブの江南コースでしたが、広々として緑が青々とし、本当にきれいなコースです。


今年、私はゴルフを全くしておらず、土曜日の練習で実に数ヶ月ぶりにクラブを持ったほどのご無沙汰振りです。土曜日の練習ではすぐ手に豆が出来、筋肉痛にもなり、しかも8月のこの暑さ。日曜日のラウンドはどうなることかと思いましたが、その割に昨日はそこそこのスコアでまわることが出来ました。


私の過去の経験からすると、しばらく振りのゴルフはそれなりに良いスコアで回れることが多い気がします。久しぶりだとスコアに対する欲がなく、謙虚だからだろうと思います。


基本に忠実にスイングを行う。木と木の細い間にボールを通そうなどという無謀な賭けしない。ミスショットを打っても落胆しない、イライラしない。何とも穏やかな心境でプレーが出来ます。一方でよくゴルフをしている時は「このくらいのスコアで回らなければ」とか、「このくらいの飛距離を出さなければ」とか、自分にプレッシャーをかけすぎて自滅することがあります。まさにゴルフはメンタルなスポーツと言われるとおりです。


また、久しぶりかどうかに限りませんが、ラウンド前の朝練習はその日のゴルフ結果を大きく左右します。朝の練習での調子がその日一日の調子を支配する、という占いのようなことではありません。朝の練習の大切なことは、その日の自分の癖を認識でき、ミスの修正ポイントを見つけられるかどうかです。


例えば今日はボールが右に出るのはスイングプレーンがフラットになりすぎているからだ、だから今日は意識的にスイングプレーンを縦にしようとか、ダフるのはダウンスイングで右ひじが先におりるからだ、だから左腕の回転を意識しようとか、そういったポイントを20−30球の練習で手早く見つけることが出来た日は、ラウンド中もそれらのポイントに気をつけて回ることでミスショットが格段に少なくなります。そのような朝の練習でポイントが見つけられなかった日は、ラウンド中に同じようなミスを連発し、理由が分からないので修正することが出来ず、どんどんスコアを崩します。ちなみに昨日の私は、右手からクラブが降りてくるので、ダフりそうになるところを左に振りぬくことでダフるのを回避しようとし、その結果引っ掛けているという現象でしたので、ダウンスイングでは左手でおろすことを意識し、フォローは縦にとることにしました(ゴルフをしない方には意味不明でどうでもいいことですね、失礼。)


いずれにしても自分のミスを発見し、そのミスをすぐに修正する術を見につけることが大事なのはゴルフだけではなく、仕事でも同じなのだろうと思います。ゴルフをしながら、こういうところと仕事は似ているんだなーなどと自分なりの法則を発見することが、私がゴルフをするときの密かな楽しみだったりします。変な楽しみ方ですが(^^;