面接の前の勉強

今日はこのブログを読んで訪ねてきてくれた大学の後輩とランチをしました。再会のきっかけになるブログって改めて素晴らしいなと思います。


その人は転職活動も終盤とのことで、私が提供できる情報が少ないのが残念ですが、逆に活動を通して得た情報を教えてくれました。ありがたいことです。


彼は投資銀行業界未経験なので、某外資投資銀行へはアナリストでの応募だったようですが、面接内容は以下のようなものだったそうです。


■なぜこの業界を選ぶのか
企業価値向上に携わりたいならコンサルでもいいのでは?

(これらはオーソドックスな質問でどこでも必ず聞かれますね)


■最近のM&A案件で興味深かったものは?その理由。

(これも比較的多い類の質問。他のファームのディレクターからも「大きなM&Aが日経一面に載った日にも関わらず、今日の新聞記事で印象にあるものはと聞いても、分かりませんという回答をするキャンディデートがいたが言語道断」と言われたことがありました)


M&Aが増えている要因、背景は?
企業価値と株主価値の違いは?
■フリーキャッシュフローの定義は?
■FA契約を取るためにやるべきことは?

(ちゃんと勉強しないと論理的に答えられませんね)



未経験だから知らなくて良い、ポテンシャルを買う、ということにはならないのが、さすが外資系の厳しいところです。外資投資銀行を受ける方はちゃんと勉強して面接に臨んでくださいね!