現職知事全勝と現在の転職市場

先週の知事選では現職知事が全勝しましたね。景気回復基調の現状では、選挙民が変化を求めないからだと識者がテレビでコメントしていましたが、転職市場でも同じだなと思いました。


企業の業績が右肩下がりの場合、その状況を打開できる新しい経営者が求められます。従いハイポジションの募集が多くなります。


一方、企業の業績が好調な場合は、経営陣またはそれに準ずるポジションの方を変える理由がないため、ハイポジションの求人は減ります。そのかわり、現在の業務を拡大するために必要な実務の出来る若手の求人が多くなります。


ちなみに現在は景気全体が良いので、どちらかというと後者の状況です。


どんなに優秀でもタイミングが合わなければ活躍の場は得られないものです。もっとも日頃から鍛錬しチャンスが来たときに日頃の成果を発揮できる人こそが優秀な人なのでしょうが。いずれにしても、毎日の積み重ねが重要という基本的なことに加え、タイミングも非常に重要と思うのでした。

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