経済財政諮問会議に意見してみた(?)

先ほど某経済団体にいる親友から、労働市場の効率化(労働ビックバン)を行う上で、具体的にどのようなことが求められると思う?と聞かれました。


労働市場の効率化」とは”適材適所”を推進することだと思いますので、まさに私たち人材紹介会社が携わっている分野です。だからと言って「じゃあ、人材紹介業界の発展を国が支援して」ということにはならないでしょうから(笑)、少々別のことを考えてみました。


この十年で日本の労働市場はかなり流動化し、転職を数年おきに考えられる方が増えました。今後ますます、流動化するだろうと思います。しかし、こんなに流動化していても、今はまだ、50代以上の方の転職はなかなか難しいのが現状です。もちろん、役員クラスなどのマネジメント層は別の話ですが、一般的には求人は極端に少なくなります。その理由のひとつには、自分のやり方が身についているので、新しい会社に入って、新しいやり方を覚えるのは難しいのではないかと求人企業が考えるから、ということが挙げられるだろうと思います。


一方で、流動化に伴い、30代のはじめでも複数回の転職を経験されている方も多いのですが、その方々が40代後半や50代になったからといって、定年まで1社で落ち着くとはあまり考えられません。


そうなると、そういう方々は、どういう人生を送るのでしょうか。
ひとつの予想としては、独立コンサルタントのような形で仕事を受注していくスタイルになるのかなと思います。

もう少々書きたかったのですが、本日は外出するのでこの辺で。
また後ほど書きますー。