自分の役割

昨日のゼミの飲み会の続きです。
なぜ、卒業してから10年以上経っても、しばしば集える仲間でいられるのかというと、その集団での役割分担がはっきりしていて、それぞれがその役割でいられることが心地よいのだと思います。


ボケと盛り上げのマサキに、つっこみと盛り上げのジュンさん、辛口のつっこみのゴウくんに、善人でどことなくいじられキャラのホリコ、かっこいいクールガイに見えて善人のゴロウちゃん、いじられ耐性のある大きな懐のシミさん、ひたすら笑うユウミン、インテリだけど心温かイズプー。私はその中では自由奔放キャラでしょうか。


皆、会社や家庭では違う顔を持ち、違う役割をしているはずです。
それはそれで、各自の素顔でしょうが、ゼミの仲間で集まれば、各自が心地よい役割・キャラクターでいられることができる。そして、お互いに愛情を持って笑い合える。その安心感が求心力になっているのではないかと思うのです。


芸能界でも人気のグループ、例えば、SMAPモーニング娘。では各自のキャラクターがきちんと立っています。そして、メンバーお互いが尊敬し合い、仲が良いのも伝わってきます。


会社という組織でも、各自に役割が与えられ、それぞれの役割を尊重し合い、自分の役割を楽しめることが、大切なのではないかと思います。ひとり加わっても、ひとり減っても、組織の中での各人の役割は大きく変わることがあります。だからこそ、たった一人の採用でも組織には非常に重要です。その採用の重みを考えると、”人材のご紹介”という仕事にやりがいを感じる毎日です。