最近の求人動向雑感

私はあまり人見知りをしないほうなので、会合があれば出掛けてゆくたちですが、時々の景気動向によって会合で話しかけられる内容が大きく違います。


例えば、一昨年くらいまでの採用狂乱時期には
「大西さん、良いところに来た!うちで人探してるんだけど、誰か良い人いない??」
でしたが、リーマンショック以降は
「知り合いの転職相談に乗って欲しいんだけど、何か案件あるかな。」
という具合で、180度違います。


需給はいつも安定せず、極端から極端に振れますね。。だからこそ人材エージェントの介在価値があるのでしょうから、我々の業界の宿命のようなものです。


最近は「景気も落ち着き求人が復活しているようだけれども、どんなところが活発なの?」という質問を多く受けます。確かに、例えば少し前まではミッドキャップM&Aエリア求人が目立って活発でしたし、デューデリジェンス関連も増えてきました。不動産エリアでもアンダーライティングのポジションが出てきましたし、動きは少し活発になっているように思います。


ただ、景気先行きについて企業によってまたまだ考え方が違いますし、体力を回復しつつある企業とそうでない企業の差があるため、戻り方は一様ではありません。


まだ、マクロ要因というよりは、個別企業のミクロ要因によってぱらぱらと発生している状況のように思います。こういう時期はきめ細かい情報収集が欠かせませんね、ガンバリマス。