最近の動き

ご無沙汰しました。最近は周囲で「あそこの退職パッケージ条件が良かったらしい」とか「こんなんだったら半年前にリストラのほうが得だったとか」とか、“リストラ自慢”が始まるほど、ますます景況感が悪化しています。もはやリストラになったといっても、本人の能力や部門の業績とは全く関係がない全体的な傾向となっています。一部だけが景気が悪いなら悲壮ですが、「ええじゃないか」踊りが始まりそうなくらい突き抜けてきた方も多く(苦笑)、逆に明るくなってきた気すらします。先輩に「随分君のブログが止まってるみたいだから、ブログねたを提供してやるよ」といわれましたが、過激なネタでとてもかけません。。まあ、そんな感じで日々いろんな話を耳にします。情報が多いのは良いことですが、過多になると、あたかもパソコンのフリーズのように動けなくなるのが常だと思いますので、情報は程ほどにと思うこのごろです。


マクロ経済は明らかに悪く、今後もまだ悪くなることは間違いないと思いますが、マクロとミクロは必ずしも一致しないとも思います。景気が悪化すればそれに対応したビジネスチャンスは必ず発生するわけで、それを捉えられるかどうかが重要ですよね。使い古された言葉ではありましょうが、「ピンチをチャンスに活かす」とでも言うのでしょうか。


金融界でこのような状況になると、次のビジネスチャンスは「ディストレス」や「再生・再編」というのがすぐに浮かびますが、今はまだディストレスビジネスや再編に伴うM&Aは本格的には動き始めていないようで、来春以降という人が多いようです。とはいえ、先日も、ノンリコースローンの延滞債権管理ポジションについてご相談を受けました。今まではノンリコースローンの延滞はほとんどなくそういう仕事はなかったのですが、そのような新しい仕事も出てきているので、そろそろ新しい動きもあるかもしれませんね。