DebtとEquityの違い

今日、お会いした方に「ブログ、更新してくださいね」と言われて、今日もずいぶん夜遅いんですが、頑張って書いています(^^;。見てくださる方がいるのは光栄なことです。

さて、今日もその方にお話したのですが、DebtとEquityに携わる方々の違いについてです。金融業界で、Debtに携わる方は銀行員が多く、Equityに携わる方は証券マンが多いのですが、同じ金融機関で働く方々でもずいぶんと雰囲気が異なります。


一言で言ってしまえば、
 ■Debtに携わる方は、リスクを最小化することに関心が高く
 ■Equityに携わる方は、リターンを最大化することに関心が高い
ということでしょうか。


極端な話、プライベートで株に投資をする際には
 ■Debtの方は元本が半分くらいまでの下値リスクを取るものの、
  それ以上の下値リスクは回避するために低BPR株に投資し、
  最大でも期待リターンは2−3倍
一方で、
 ■Equityの方は元本が10分の1になる可能性のある銘柄でも
  100倍、せめて数倍の夢を見て投資する
という行動になるのではないかと思います。
(もっとも金融機関の人は個人的に株は買いづらいですが)


どちらが優れているということではなく、指向の問題です。何せ、両方とも理屈は正しいですから。

理屈では分かっていても、相手の行動は感情としてどうも理解できないということが起こり得ます。


転職の際にも、スキル以前の問題として上記のミスマッチが起こりやすいものです。こういう話は求人票にはなかなか表現しづらいので、各社のカルチャーについてお会いして説明することが大切だと思っています。