歴史のがくしゅう

毎週日曜夜は大河ドラマ風林火山」を観ています。そこに登場する武田春信(信玄)の大人物なこと。ドラマなので当然脚色はあるでしょうが、暴君であり自分を追放しようとした父親を甲斐から追放し家臣をまとめ国守となったのが、信玄21歳のときというのは事実でしょうから、若年の頃からすでに名君だったにちがいありません。武田信玄は幼き頃より孫子論語をそらんじ、父は実践の前に学問ばかりに興じるそんな息子を馬鹿にしてそして疎み、結果、若年の信玄が百戦錬磨の父に勝ったわけです。


感化されやすい私は、信玄が学んだ中国の古典を知りたいと思い、家にあった論語の入門書を読んでみました。


そこには

「生まれながらにして之を知るは上なり。
 学んで之を知るは次なり。
 困しみて之を知るは叉た其の次なり。」

 (生まれながらに道を知る人は天才、
  その次に偉いのが学んで知る人、
  苦しんで知る人はそのまた次)

とありました。

別の格言に言い換えれば

「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」

ということでしょうか。

私は昔から考え過ぎるきらいがあったので、なるべく「Just Do It」と思って行動していましたが、“学ぶ”ことを今一度大切にしなければならないなと感じたのでした。


ということで論語などをもう少し学習しようと思い、その手の本を探すべく本屋に行って気づいたのですが、本屋に置いている本の多くはいわゆる「ノウハウ本」ですね。


中国の古典なんぞ、探すのが困難なほど片隅にしかおいていません。まあ、手に取ってぱらぱらと見ると難しそうなので、なかなか売れないのも分かりますが。。

今日は易きに流れないよう、目的の本棚以外は目をくれず、目的の本を買ってきました。さて、歴史を学習しますか(^^)。