“サムライジャパン”

WBCの優勝は本当に素晴らしかったですね。この1週間毎日のようにテレビで放送されていますが、思わず同じシーンを毎度見てしまいます。


実をいうと個人的には「サムライジャパン」という名称にしっくりきておらず、なんで唐突に「サムライ」なんだと思っていたのですが、最近このネーミングに至った理由を聞いて納得しました。


今まで世界大会では、例えば「星野ジャパン」などというように、ジャパンの前に監督の名前をつけるのが通例だったようなのですが、原監督は、これまで世界大会の監督を務めた長嶋・王・星野各名将と自分の名前が並ぶのはおこがましいと思い、「原ジャパン」と呼ばれることを拒否し、替わりに“サムライ”がついたのだそうです。


実に日本人的であり、謙虚の美徳であり、改めて原監督が日本社会で評価される所以、いわゆるバランス感覚のようなものを感じました。(万が一負けたときのリスク管理という捉え方もあるかもしれませんが、優勝すれば全てはポジティブです)


こういう謙虚さは日本独特の文化なのでしょうか。外国人に理解できるのか、一度聞いてみたいものです。きっと地域差が出るんでしょうね。